モダンタイムス

伊坂幸太郎さん作、モダンタイムス

久方ぶりに没頭した読書時間を提供してもらった。

学のないわたしには難しい日本語が出てくることも多く、

通常なら途中で投げ出してもおかしくない文量なのだが、

伊坂さんの文章はスッと読みやすい、

とても接しやすく描かれていると気づいた。

みんなにわかってもらうんじゃなくて、1人にでも伝わればいいと、

作中の井阪さんが渡辺に伝えるシーンが印象的だった。

ゾクゾク感に背中を押され、続きを早く読みたい、読みたい、読みたい、と３日で読破。

わたしにとってはかなり早い読書スピードだった、、、

昔伊坂さんの作品を読み漁った時期があったが、

最近は読書自体からも離れていた。

恥ずかしながら、いわゆる積ん読が増えるばかりで。

ふと思いつきで本棚を整理、掃除したことがきっかけで読み始めた。

伊坂さんの作品は

以前の作品に出てきた人物がのちの作品に描かれることが多い。

また会ったね、と思わぬ再会に思わず笑みがこぼれる。

話は変わるが、

1日に３０分集中して読書をする習慣のある人は、

幸福度が上がるらしい。

続けていきたいな、読書。

積ん読が待っている。

モダンタイムス(上) (講談社文庫)

モダンタイムス(下) (講談社文庫)

【新品】【本】モダンタイムス 伊坂幸太郎/著